【2025年最新】東京で債務整理を依頼するならここ!おすすめの弁護士・司法書士10選を紹介

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【2025年最新】東京で債務整理を依頼するならここ!おすすめの弁護士・司法書士10選を紹介

借金問題で悩んでいる方にとって、どの弁護士・司法書士事務所に相談すべきかは重要な選択です。東京には数多くの法律事務所がありますが、実績、費用、対応力の3つの観点から信頼できる事務所を選ぶことが成功の鍵となります。

この記事では、東京で債務整理に強い弁護士・司法書士事務所10選を、2025年最新の情報をもとに紹介します。任意整理、個人再生、自己破産、過払い金請求など、それぞれの手続きに精通した事務所を、費用相場や口コミ評判とともに徹底比較します。

この記事でわかること
  • 東京で債務整理に強い弁護士・司法書士事務所10選
  • 任意整理・個人再生・自己破産の違いと選び方
  • 債務整理の費用相場【2025年最新版】
  • 弁護士と司法書士の違いとケース別の選び方
  • 女性専用・オンライン対応など、ニーズ別おすすめ事務所
  • 債務整理のよくある質問と回答

東京で債務整理におすすめの弁護士・司法書士10選

東京で債務整理を依頼できる弁護士・司法書士事務所の中から、10事務所を厳選。

実績・費用・対応力の3つの観点から解説していきます。

ランク 事務所名 種別 特徴
1位 はたの法務事務所 司法書士 着手金0円・初期費用ゼロ
2位 法律事務所FORWARD 弁護士 着手金5,500円〜の低価格
3位 グリーン司法書士法人 司法書士 基本料金19,800円〜
4位 司法書士法人TOT 司法書士 土日祝対応有
5位 ベリーベスト法律事務所 弁護士 全国74拠点・相談実績13万件超
6位 青山北町法律事務所 弁護士 着手金0円・解決報酬2.2万円
7位 弁護士法人五常 弁護士 着手金1.1万円〜の低価格
8位 アヴァンス法務事務所 司法書士 進捗管理アプリ完備
9位 アディーレ法律事務所 弁護士 過払い金請求実績トップクラス
10位 司法書士法人赤瀬事務所 司法書士 相談実績5万件超・着手金22,500円

【総合1位】はたの法務事務所

初期費用を抑えて債務整理を始めたい方には、相談料・着手金が無料のはたの法務事務所がおすすめです。

相談実績50万件以上という圧倒的な経験。全国対応もOKで、費用を抑えた債務整理が可能です。

項目

内容

事務所名 司法書士法人はたの法務事務所

相談料

無料(何度でも)
任意整理 基本報酬22,000円/1社、減額報酬11%

個人再生

330,000円〜

自己破産

330,000円〜
分割払い 対応可(後払いも可)
対応地域 全国対応
拠点 東京(荻窪)、大阪
営業時間 平日8:30〜21:30、土日祝8:30〜21:00

着手金0円、相談料0円で初期費用は一切かかりません。

手元にお金がなくてもすぐに債務整理を始められるのが魅力です。受任通知を送付すると、債権者への返済はすぐにストップ。

この返済停止期間を利用し、本来の返済資金を事務所費用の分割積み立てに充当することが可能。手元にまとまった資金がなくても安心です。

【総合2位】法律事務所FORWARD

業界最安水準の費用で弁護士に依頼したい方には、法律事務所FORWARDがおすすめです。

着手金・報酬金は各5,500円〜と破格。弁護士事務所でありながら司法書士並みの料金設定で、費用面でのハードルが低いのが魅力です。

項目

内容

事務所名 法律事務所FORWARD(フォワード)

相談料

無料
任意整理 着手金・報酬金 各5,500円〜/1社

個人再生

330,000円~
385,000円~ ※住宅ローン特別条項適用の場合

自己破産

330,000円〜
分割払い 対応可
対応地域 全国対応(オンライン相談可)
拠点 東京都渋谷区
営業時間 平日 10:00〜18:00

代表弁護士は15年以上の実績を持ち、自己破産・個人再生手続きに精通しています。全国対応しており、オンライン相談も可。

分割払いもできるため、経済的に厳しい状況でも安心して依頼できる体制が整っています。

【総合3位】グリーン司法書士法人

追加費用の心配を最小限に抑えたい方には、グリーン司法書士法人が最適です。

相談料・着手金は無料で、任意整理の費用は1社19,800円(税込21,780円)〜の基本料金のみ。減額報酬がないシンプルな料金構造で、安心して依頼できます。

項目

内容

事務所名 グリーン司法書士法人

相談料

無料
任意整理 基本料金19,800円(税込21,780円)/1社〜

個人再生

300,000円(税込330,000円)〜

自己破産

240,000円(税込264,000円)〜
分割払い 対応可
対応地域 全国対応
拠点 東京・大阪(2拠点)・名古屋・札幌・福岡
営業時間 【平日】9:00〜20:00
【土曜・日曜・祝日】9:00〜18:00
※時間外要相談

土日祝も対応も可能。急いでいる方にもおすすめです。

【総合4位】司法書士法人TOT

司法書士法人TOTは、時間や状況に合わせて柔軟に相談したい人におすすめの事務所です。新宿と八丁堀の2拠点体制。

八丁堀オフィスは平日9:00〜18:00ですが、事前予約により休日・時間外にも対応しています。「仕事帰りや土日に相談したい」といった人にも利用しやすい体制が整っています。

項目

内容

事務所名 司法書士法人TOT

相談料

要相談
任意整理 要相談

個人再生

要相談

自己破産

要相談
分割払い 要相談
対応地域 要相談
拠点 新宿、八丁堀
営業時間 新宿:要確認
八丁堀:平日 9:00〜18:00(予約により時間外・休日対応可)

各事務所で詳細が異なる可能性がありますので、詳細は要確認ですがクレジットカード払いにも対応しています。

【総合5位】ベリーベスト法律事務所

大手の安心感と実績を重視する方には、相談実績13万1237件以上を誇るベリーベスト法律事務所がおすすめです。

全国74拠点という圧倒的な事務所数で、全国幅広く、対面での相談が可能。経験豊富で確実なサポートが受けられます。

項目

内容

事務所名 ベリーベスト法律事務所

相談料

無料(何度でも)
任意整理 要相談(個別見積もり)

個人再生

要相談(個別見積もり)

自己破産

要相談(個別見積もり)
分割払い 対応可(後払いも可)
対応地域 全国対応
拠点 全国74拠点(2025年10月時点)
営業時間 平日9:30〜21:00、土日祝9:30〜18:00

平日は夜21:00まで、土日祝日も18:00まで営業。借金問題に関する相談は何度でも無料で、費用は後払いや分割払いにも対応しています。

大手ならではの組織力と、個別の状況に応じた丁寧なサポートが強み。安心して任せられる体制が整っています。

【総合6位】青山北町法律事務所

青山北町法律事務所は着手金0円。解決報酬が1社あたり22,000円という明瞭な料金体系となっています。

表参道駅から徒歩3分というアクセスの良さと、オンライン面談対応により、全国から相談が可能です。

項目

内容

事務所名 弁護士法人青山北町法律事務所

相談料

無料
任意整理 着手金0円〜、解決報酬22,000円/1社、減額報酬11%〜

個人再生

440,000円~

自己破産

440,000円~
分割払い 対応可
対応地域 全国対応(オンライン相談可)
拠点 東京都港区北青山(表参道駅徒歩3分)
営業時間 9:00~20:00

着手金0円のため初期費用が不要で、解決報酬も明確なため、安心して依頼できます。相談予約の日程調整は電話(03-6427-4550)からも可能です。

【総合7位】弁護士法人五常

弁護士事務所に低価格で依頼したい方には、弁護士法人五常もおすすめです。着手金は11,000円〜という手頃な料金設定。

項目

内容

事務所名 弁護士法人五常(ごじょう)

相談料

無料(何度でも)
任意整理 着手金11,000円〜、報酬金11,000円〜、減額報酬11%(すべて税込)

個人再生

着手金330,000円〜、報酬金220,000円〜(税込)

自己破産

着手金330,000円〜、報酬金220,000円〜(税込)
分割払い 対応可
対応地域 全国対応
拠点 東京都新宿区新宿(新宿御苑前駅徒歩1分)
営業時間 要確認

新宿御苑前駅から徒歩1分という好立地で、利用しやすい環境を提供。弁護士事務所でありながら司法書士並みの低価格を実現している点も大きな魅力です。

【総合8位】アヴァンス法務事務所

債務整理の進捗状況をいつでも確認したい方には、アヴァンス法務事務所がおすすめです。

専用アプリ「アヴァンス・ネクスト」を利用すれば、スマホで24時間状況が閲覧可能。安心して債務整理を進められます。

項目

内容

事務所名 アヴァンス法務事務所

相談料

無料
任意整理 着手金11,000円〜/1社、減額報酬金11%

個人再生

着手金385,000円/1社、減額報酬金11%

自己破産

着手金275,000円/1社、減額報酬金11%
分割払い 対応可
対応地域 全国対応
拠点 大阪(全国対応)
営業時間 平日9:30〜21:00、土日祝10:00〜18:00

手続き終了後も返済を一括管理する「アヴァンス・アシスト」サービスも提供。

完済までしっかりサポートしてくれます。女性専用窓口も設けられているため、女性の方も安心して相談可能です。

【総合9位】アディーレ法律事務所

過払い金請求に強い大手事務所を探している方には、全国65拠点以上を展開するアディーレ法律事務所がおすすめです。

過払い金請求でトップクラスの実績。朝9時から夜10時まで、土日祝日も相談を受け付けています。

項目

内容

事務所名 弁護士法人アディーレ法律事務所

相談料

無料(何度でも)
任意整理 基本費用47,300円

個人再生

基本費用55万円

自己破産

基本費用55万円
分割払い 対応可
対応地域 全国対応
拠点 全国65拠点以上
営業時間 9:00〜22:00(土日祝日も受付)

基本費用の全額返金保証(90日以内)があり、万が一サービスに満足できなかった場合でも安心。費用の分割払いにも対応しています。

【総合10位】司法書士法人赤瀬事務所

大阪を拠点の実績豊富な事務所を探している方には、司法書士法人赤瀬事務所がおすすめです。

相談件数は累計5万件以上。電話での相談は365日24時間受け付けています。

項目

内容

事務所名 司法書士法人赤瀬事務所

相談料

無料
任意整理 着手金22,500円/1社、基本報酬0円

個人再生

440,000円~

自己破産

440,000円~
分割払い 対応可
対応地域 全国対応
拠点 大阪府
営業時間 平日9:00〜18:00(事前予約で休日・時間外も対応)

大阪の事務所ですが全国各地から相談を受け付けており、地方在住の方でも安心して依頼できます。分割払いも可能なので月々の支払いを抑えることも可能です。

債務整理とは?種類と特徴をわかりやすく解説

債務整理とは、借金問題を法的・私的に解決するための手続きの総称です。種類は主に下記4つです。

債務整理の種類
  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産
  • 過払い金請求

それぞれ 手続き方法・減額の範囲・影響の大きさ が異なります。

どの方法が適しているかは、借金の総額や収入、財産の状況によって変わるため、専門家に相談して自分に合った手続きを選ぶことが大切です。

任意整理|利息カットで月々の返済を軽減

任意整理は裁判所を通さずに債権者と直接交渉。将来利息や遅延損害金をカットして元金のみを3〜5年程度で分割返済する手続きです。

和解交渉は弁護士や司法書士が代理人となって行います。官報に掲載されないため、周囲に知られにくいのが任意整理のメリットです。

任意整理のメリット
  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産
  • 過払い金請求

任意整理は他の債務整理に比べて生活への影響が少なく、再スタートしやすい方法。ただし、元金自体は減らないため、収入に対して返済が続けられる人向けの手続きとなっています。

また、信用情報機関(CIC・JICCなど)には完済から約5年「債務整理情報」として登録されます。その間は新たなローンやクレジットカードの利用が制限されるのはデメリットです。

個人再生|住宅を残して借金を大幅減額

個人再生は、裁判所に申し立てて借金を5分の1〜10分の1程度まで大幅に減額し、原則3年(最長5年)で返済していく手続き。
さらに「住宅ローン特則」を使えば、マイホームを残したまま再生計画を実行することも可能です。

最低弁済額は民事再生法で制定。
借金総額が500万円以下なら100万円まで減額されるケースもあります。

個人再生のメリット
  • 借金を大幅に減額できる(5分の1〜10分の1程度)
  • 住宅ローン特則を使えば家を残せる
  • 自己破産と違い資格制限がない

個人再生は収入が安定している人に向いており、破産のように職業制限もありません。
「家を守りながら再出発したい人」には最適な制度となっています。

一方で、下記のようなデメリットも存在するので注意は必要です。

個人再生のデメリット
  • 手続きが複雑で期間が長い(半年〜1年ほど)
  • 官報に掲載される
  • 信用情報に5〜7年程度登録される

自己破産|借金をゼロにして人生をやり直す

自己破産は、裁判所に申し立てて借金の返済義務を免除してもらう手続きです。税金・養育費など一部を除くほぼすべての借金が帳消しになるため、生活再建の最終手段として利用されます。

ただし、一定の財産は処分対象。手続き中は一部の職業に制限がかかります。免責決定が下りれば、再び自由に就業・生活が可能です。

自己破産のメリット
  • ほぼすべての借金がゼロになる
  • 取り立てが止まり、生活を立て直せる

一方でデメリットも多くあります。

自己破産のデメリット
  • 20万円以上の財産は原則処分対象になる
  • 手続き中は一部の職業(弁護士・司法書士・警備員など)に就けない
  • 官報に掲載される
  • 信用情報に5〜10年程度登録される

情報はKSC(全国銀行個人信用情報センター)では最長10年以内。CICやJICCでは5年程度登録されます。再度クレジット契約を行えるまで時間がかかりますが、免責後は再就職や再建が可能です。

過払い金請求|払いすぎた利息を取り戻す

過払い金請求は、利息制限法の上限を超えて支払った利息(過払い金)を貸金業者に返還請求する手続き。2010年6月施行の改正貸金業法・出資法で、上限金利が統一されました。

結果として、2010年以前に消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用していた方には、過払い金が発生している可能性があります。

ただし、最終取引日から10年で時効になるため注意が必要です。

過払い金が発生する条件
  • 2010年6月以前に借入を開始している
  • 年利18%を超える金利で借入していた
  • 完済済みでも時効前なら請求可能
  • 最終取引日から10年以内

過払い金は、すでに完済していても返還を求められる場合があります。ただし、時効が進むと請求できなくなるため、できるだけ早い相談が重要です。

債務整理を依頼する事務所の選び方|失敗しない5つのポイント

依頼先によっては、費用トラブル・手続きの遅延・不十分な交渉が起こる可能性もあるため、慎重に比較検討するのが重要。

ここでは下記5観点から、失敗しない事務所選びのポイントをわかりやすく解説します。

事務所選びのポイント
  • 実績
  • 費用の透明性
  • 相談のしやすさ
  • 口コミ・評判
  • 担当者の人柄

実績と専門性で選ぶ|債務整理の解決件数を確認

債務整理は、法的知識だけでなく、債権者との交渉経験や裁判所対応の実績が重要。
過去の相談・解決実績が豊富で、債務整理に特化したチームやページを持つ事務所を選びましょう。

チェックポイント・注意点
  • 公式サイトに「相談実績〇〇件」「解決実績〇〇件」などが掲載されているか
  • 任意整理・個人再生・自己破産のそれぞれを対応しているか
  • 司法書士は、債権額140万円を超える案件や裁判所対応ができない点には注意

債務整理の相談件数が数千件以上で複雑なケースにも対応してきた事務所がおすすめ。

より有利な和解条件を引き出してくれる可能性が高いでしょう。

費用の透明性で選ぶ|明確な料金体系か確認

債務整理の費用は、事務所ごとに異なります。着手金・報酬金・実費・成功報酬など、内訳がきちんと提示されている事務所を選びましょう。

チェックポイント・注意点
  • 初回相談で「費用の内訳」を丁寧に説明してくれるか
  • 契約前に書面で見積書を提示してくれるか
  • 「○ヶ月分無料」など極端な広告表現に注意

「あとから追加費用が発生した」というトラブルもゼロではありません。契約前にキャンセル料・分割払いの可否・報酬発生のタイミングなども明確にしておきましょう。

相談しやすさで選ぶ|無料相談や対応時間を確認

債務整理を検討している方の多くは、金銭的にも精神的にも余裕がない状況ですよね。相談のしやすさは、事務所選びの大きなポイントになります。

チェックポイント・注意点
  • 初回相談が無料であるか
  • 土日祝・夜間の相談に対応しているか
  • オンライン相談や電話相談が可能か
  • 事務所の場所が通いやすいか(遠方の場合は全国対応可能か)

複数の事務所に相談して比較したい人は、無料相談の有無や休日相談が可能かも確認するとよいでしょう。

口コミ・評判で選ぶ|実際の利用者の声を参考に

ネット上の口コミや体験談も、事務所選びの参考になります。ただし、広告目的の口コミや極端な評価に左右されず、下記の点に注目してみましょう。

チェックポイント・注意点
  • 説明の丁寧さや対応スピードに関する評価
  • 料金トラブルやコミュニケーションの不満がないか
  • Googleレビュー、比較サイト、SNSなど複数の媒体を見て総合的に判断

コツは「事務所名+トラブル」「事務所名+評判」などで検索すること。ネガティブな情報も含めてチェックするのが失敗を防ぐ秘訣です。

弁護士・司法書士の人柄で選ぶ|信頼できる担当者か確認

債務整理の手続きは数か月〜数年にわたることもあり、長期的な信頼関係が重要になります。初回相談の際には、以下のポイントを確認しましょう。

チェックポイント・注意点
  • 話しやすい雰囲気か(緊張せず話せるか)
  • 質問に対して丁寧に説明してくれるか
  • こちらの事情をきちんと理解しようとする姿勢があるか
  • 決断を急がせたり、強引に契約を迫ってこないか

「この人なら安心して任せられる」と思えるかどうかは、料金以上に重要な判断材料。事務的すぎる対応は要注意かもしれません。

弁護士と司法書士の違い|どっちに依頼すべき?

債務整理は弁護士と司法書士のどちらにも依頼できますが、扱える債務額や対応範囲に違いがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の状況に合った専門家を選ぶことが重要です。

弁護士のメリット・デメリット|140万円超の債務や訴訟対応が可能

弁護士は債務額の制限がなく、訴訟や自己破産・個人再生の代理人として活動できるため、複雑なケースや高額債務に対応できます。ただし、司法書士と比べて費用がやや高い傾向があります。

弁護士には債務額の制限がなく、1社あたり140万円を超える債務でも対応可能です。また、訴訟になった場合でも地方裁判所での代理権があり、自己破産や個人再生では裁判所への申立てから免責・認可まで代理人として活動できます。

司法書士のメリット・デメリット|費用が安く少額債務に強い

認定司法書士は、1社あたり140万円以下の債務であれば任意整理を代理でき、費用が弁護士より安い傾向があります。ただし、140万円を超える債務や訴訟対応には制限があります。

認定司法書士(簡裁訴訟代理等関係業務認定)は、1社あたりの債務額が140万円以下であれば、任意整理の交渉代理や簡易裁判所での訴訟代理が可能です。弁護士と比べて費用が安く設定されていることが多く、少額の債務整理では費用対効果が高い選択肢となります。

ケース別おすすめの選び方|債務額と手続き内容で判断

1社あたりの債務が140万円以下で任意整理を希望する場合は司法書士、140万円を超える債務や自己破産・個人再生を検討する場合は弁護士がおすすめです。

ケース おすすめ

理由

1社140万円以下の任意整理 司法書士 費用が安い、代理交渉可能
1社140万円超の債務

弁護士

債務額制限なし
自己破産・個人再生 弁護士

代理人として活動可能

訴訟の可能性あり 弁護士

全裁判所で代理権あり

費用を抑えたい 司法書士

費用が7〜8割程度

債務整理の費用相場【東京2025年版】

債務整理にかかる費用は、手続きの種類や依頼する専門家によって異なります。2025年の東京における最新の費用相場を、任意整理、個人再生、自己破産それぞれについて詳しく解説します。

任意整理の費用相場|1社あたり5〜15万円が目安

任意整理の費用相場は、1社あたり5〜15万円程度です。着手金2〜5万円、成功報酬2〜3万円、減額報酬が減額分の10%程度が一般的な内訳となります。

費用項目 金額

説明

着手金 2〜5万円/1社 依頼時に支払う費用
成功報酬

2〜3万円/1社

和解成立時に支払う費用
減額報酬 減額分の10%程度 借金を減額できた場合
総額目安 5〜15万円/1社 債権者数により変動

個人再生の費用相場|総額50〜80万円程度

個人再生の費用相場は、総額で50〜80万円程度です。弁護士費用が30〜50万円、裁判所費用(予納金・申立手数料)が20〜30万円が目安となります。

費用項目 金額

説明

弁護士費用(着手金) 20〜30万円 依頼時に支払う

弁護士費用(報酬金)

10〜20万円 認可時に支払う
裁判所費用 20〜30万円 申立手数料・官報費・再生委員報酬
住宅ローン特則利用時 +5〜10万円 追加費用
総額目安 50〜80万円 ケースにより変動

費用が払えない場合の対処法|分割払い・法テラスの利用

債務整理の費用が払えない場合は、分割払い対応の事務所を選ぶか、法テラスの民事法律扶助制度を利用する方法があります。受任通知後は返済が停止するため、その期間に費用を積み立てることも可能です。

費用が払えない場合の3つの対処法
  • 分割払い対応の事務所を選ぶ(月々1〜3万円程度)
  • 法テラスの民事法律扶助制度を利用する
  • 受任通知後の返済停止期間に費用を積み立てる

法テラスの民事法律扶助制度を利用すれば、弁護士・司法書士費用を立て替えてもらい、月々5,000円〜1万円程度の分割返済で済ませることができます。利用には収入基準があり、東京都の場合、単身者で月収182,000円以下、2人家族で月収251,000円以下が目安です。

よくある質問(Q&A)