借金減額は本当にできる?仕組みやデメリット・安全な相談先を徹底解説

makieoffice債務整理コラム

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借金減額はできる?

借金減額は本当にできるのか、怪しい広告が多くて不安に感じている人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、借金減額は債務整理という法律に基づく正式な手続きであり、実際に借金を減らすことができます。

本記事では、借金減額の仕組みやデメリット、費用の相場、安全な相談先の選び方まで、誤解を解消しながら徹底的に解説します。
借金の返済に悩んでいる人や、借金減額診断を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事で分かること
  • 借金減額は本当にできる!法律に基づく合法的な手続き
  • 借金減額の仕組み・からくりを分かりやすく解説
  • 借金減額のデメリット・リスクを正直に解説
  • 安全な借金減額の相談先の選び方
  • 借金減額にかかる費用と相場
  • 借金減額診断の実態と無料の理由

Table of Contents

    目次

    【結論】借金減額は本当にできる!その仕組みと注意点

    借金減額は法律に基づく合法的な手続きであり、実際に借金を減らすことができます。

    債務整理という正式な制度を利用することで、利息のカットや元本の大幅な圧縮、場合によっては借金をゼロにすることも可能。

    ただし、信用情報への影響などのデメリットあるため正しい知識を持った上で判断することが重要です。
    この章では、借金減額の基本的な仕組みとよくある誤解について解説します。

    借金減額の仕組みと注意点
    • 借金減額とは?債務整理の一種で合法的に借金を減らす方法
    • 借金減額が可能な3つの手続き(任意整理・個人再生・自己破産)
    • よくある誤解:「借金減額=怪しい」は本当か?

    借金減額とは?債務整理の一種で合法的に借金を減らす方法

    借金減額とは、債務整理という法律に基づく手続きです。
    裁判所や債権者との交渉により借金の総額や利息を減らすことができます。

    債務整理は民法・破産法・民事再生法などの法律で明確に規定されている正式な法的手続きのこと。
    裁判所や弁護士・司法書士が関与することで、法的な保護を受けながら借金を整理できます。

    金融庁や法務省などの公的機関も債務整理の利用を推奨しています。
    決して怪しい手続きではありません。

    債務整理を定めた主な法律
    • 破産法(平成16年法律第75号)第1条「経済生活の再生の機会の確保を図る」
    • 民事再生法(平成11年法律第225号)第1条「債務者の事業又は経済生活の再生を図る」
      参考:法務省金融庁

    借金減額は、国が認めた正式な救済制度です。
    返済に困っている人が経済的な再生を図るための選択肢になります。

    借金減額が可能な3つの手続き(任意整理・個人再生・自己破産)

    借金減額には、利息をカットする任意整理、借金を最大1/5まで圧縮する個人再生、借金をゼロにする自己破産の3つの手続きがあります。
    借金額や収入状況により最適な方法は変わります。

    ■債務整理手続きの比較

    手続き 減額効果 適している人
    任意整理 将来利息をカット(元本は原則減らない) 安定収入があり、元本を3~5年で返済できる人
    個人再生 借金を最大1/5まで圧縮(最低100万円) 住宅を残したい人、安定収入がある人
    自己破産 借金の返済義務が免除される 返済不能な状態の人、財産がほとんどない人

    任意整理は将来利息をカットすることで月々の返済額を減らせますが、元本は原則減りません。

    個人再生は裁判所の認可により借金を最大1/5(最低100万円)まで圧縮可能。

    自己破産は裁判所の免責決定により借金の返済義務が免除されますが、一定の財産は処分される必要があります。

    各手続きの法的根拠
    • 個人再生:民事再生法第231条第2項第4号「基準債権の総額が5分の1を下回らない範囲」
    • 自己破産:破産法第253条第1項「免責許可の決定が確定したときは、破産者は、破産手続による配当を除き、破産債権について、その責任を免れる」
      参考:裁判所

    自分の借金額や収入状況に合った手続きを選択することで、最も効果的に借金問題を解決できます。

    よくある誤解:「借金減額=怪しい」は本当か?

    借金減額そのものは怪しいものではなく法律で認められた正式な手続きです。
    しかし、誇大広告を出す一部の業者が存在するため、正規の弁護士・司法書士事務所に相談するのをおすすめします。

    債務整理は法律に基づく正式な制度であり、国も利用を推奨。
    日本弁護士連合会・日本司法書士会連合会が所属する専門家により適正に手続きされます。

    一方で、一部の業者が過度な広告表現(「確実に減額できる」など)を使用していることが誤解の原因となっています。
    債務整理は国が認めた正式な制度であり、適切な専門家に相談すれば安全に手続きを進められます。

    借金減額の仕組み・からくりを分かりやすく解説

    借金減額は「からくり」ではなく、法律に基づいた透明性の高い手続きです。

    任意整理は利息カット、個人再生は元本の大幅圧縮、自己破産は返済義務の免除と、それぞれ異なる仕組みで借金を整理できます。
    この章では、各手続きの具体的な仕組みを詳しく解説します。

    借金減額の仕組み
    • 任意整理の仕組み|利息カットで返済額を減らす
    • 個人再生の仕組み|借金を最大1/5まで減額
    • 自己破産の仕組み|借金をゼロにして再スタート
    • 過払い金返還請求|払いすぎた利息を取り戻す

    任意整理の仕組み|利息カットで返済額を減らす

    任意整理は、弁護士・司法書士が債権者と直接交渉し、将来利息をカットして3~5年で元本を返済する手続きです。
    ただし元本は原則減額されません。

    債権者との任意の和解交渉により、将来発生する利息をカット。
    元本を36回~60回払い(3~5年)の分割払いにすることで月々の返済額を軽減できます。

    裁判所を通さないため、手続きが比較的簡単で費用も抑えられるのが特徴。
    任意整理は、安定した収入がある人に最も適した手続きです。

    任意整理の例

    借金総額:300万円、利息:年18%の場合

    • 任意整理前:月々の返済額 約10万円(利息含む)
    • 任意整理後:月々の返済額 約5万円(元本のみ60回払い)

    ※この例は一般的なケースであり、実際の減額幅は債権者との交渉により異なります。

    個人再生の仕組み|借金を最大1/5まで減額

    個人再生は、裁判所に申し立てを行い、借金総額を最大1/5(最低100万円)まで圧縮し、3~5年で返済する法的手続きです。

    民事再生法に基づき、裁判所の認可を得て借金を大幅に減額できます。
    住宅ローン特則を利用すれば、自宅を残しながら他の借金を整理できます。

    個人再生は、住宅を残したい人や、安定した収入がある人に適した手続きです。

    ■個人再生の減額幅

    借金総額 減額後の最低弁済額
    100万円未満 減額なし(全額返済)
    100万円~500万円未満 100万円
    500万円~1500万円未満 借金総額の1/5
    1500万円~3000万円未満 300万円
    3000万円~5000万円 借金総額の1/10

    自己破産の仕組み|借金をゼロにして再スタート

    自己破産は、裁判所に申し立てを行い、20万円以上の財産を処分する代わりに、借金の返済義務を法的に免除してもらう手続きです。

    破産法に基づき、裁判所の免責許可決定により借金の返済義務が免除。
    20万円以上の財産(預貯金、車、不動産など)は原則処分されますが、99万円以下の現金や生活必需品は手元に残せます。

    ギャンブルや浪費による借金は免責不許可事由に該当しますが、裁量免責により認められる場合もあります。

    自己破産は、返済不能な状態で、財産がほとんどない人に適した手続きです。

    ■自己破産で処分される財産と残せる財産

    処分される財産 手元に残せる財産
    * 20万円以上の預貯金
    * 20万円以上の価値がある車
    * 不動産(持ち家など)
    * 有価証券(株式など)
    * 99万円以下の現金
    * 生活必需品(家具、家電など)
    * 20万円以下の財産

    参考:破産法施行規則第1条「自由財産の範囲」

    過払い金返還請求|払いすぎた利息を取り戻す

    過払い金返還請求は、利息制限法の上限(15~20%)を超えて支払った利息を取り戻す手続きです。

    2010年以前から借入している場合に該当する可能性があります。
    2010年の貸金業法完全施行前は、利息制限法(上限15~20%)と出資法(上限29.2%)の間のグレーゾーン金利が認められていました。

    最高裁判所の判例により、グレーゾーン金利での支払いは無効とされ、返還請求が可能になりました。
    ただし、過払い金の返還請求権には10年の時効があるため、早めの請求が必要です。
    過払い金がある場合は、弁護士・司法書士に相談して返還請求を行うことで、借金を減額できる可能性があります。

    過払い金が発生している可能性がある人
    • 2010年以前から消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用している
    • 利息が20%を超えていた時期がある
    • 長期間にわたり借入と返済を繰り返していた

    借金減額のデメリット・リスクを正直に解説

    借金減額には「信用情報への影響(ブラックリスト)」「クレジットカードやローンの制限」「保証人への影響」などデメリットがあります。
    これらを正しく理解した上で手続きを選択することが重要です。

    借金減額のデメリット
    • ブラックリストに載る期間と影響
    • クレジットカードが使えなくなる
    • ローンが組めなくなる期間
    • 保証人への影響と対処法

    ブラックリストに載る期間と影響

    債務整理を行うと、信用情報機関に事故情報が登録されます。

    任意整理は5年、個人再生は5~7年、自己破産は5~7年間。
    事故情報が登録されている間は、クレジットカードの審査やローンの審査に通りにくくなります。

    事故情報(異動情報)が登録されるのは、CIC、JICC、KSCの3つの信用情報機関。

    任意整理は完済から5年、個人再生と自己破産は手続き開始から5~7年で情報が削除されます。2022年11月以前は、KSCの登録期間は10年でしたが7年に短縮されました。

    ■信用情報機関別のブラックリスト期間

    手続き CIC JICC KSC
    任意整理 完済から5年 完済から5年 完済から5年
    個人再生 手続き開始から5年 手続き開始から5年 手続き開始から7年※
    自己破産 手続き開始から5年 契約終了後5年または破産開始決定日から7年 手続き開始から7年※

    参考:CICJICCKSC ※KSCの登録期間は2022年11月から10年→7年に短縮。

    クレジットカードが使えなくなる

    信用情報が回復するまでの5~7年間は新規カードの作成が困難に。弁護士・司法書士が受任通知を送付した時点で、すべてのクレジットカードが利用停止・解約されます。

    信用情報に事故情報が登録されている間は、新規カードの審査に通りません。
    ただし、デビットカードやプリペイドカードは利用できるので、代替手段として活用可能。

    クレジットカードが使えなくても、キャッシュレス決済の代替手段を活用すれば、大きな不便は感じずに生活できます。

    債務整理後に使える支払い手段
    • デビットカード(即時引き落とし)
    • プリペイドカード(事前チャージ)
    • PayPay・LINE Payなどのスマホ決済(銀行口座連携)
    • 現金払い

    ローンが組めなくなる期間

    債務整理後5~7年間は、住宅ローン、自動車ローン、教育ローンなど、各種ローンの審査に通りにくくなり、大きな買い物が制限されます。

    金融機関はローン審査時に必ず信用情報を照会するため、事故情報があると審査で不利に。
    住宅ローンは特に厳格な審査が行われ、事故情報がある場合はほぼ審査に通りません。

    事故情報が削除された後でも、過去の債務整理先の金融機関では社内ブラックとして記録が残ることも。
    ローンが組めない期間は長いですが、計画的に対処すれば生活への影響を最小限に抑えられます。

    ローンが組めない期間の対処法
    • 信用情報の回復を待つ(5~7年)
    • 家族名義でローンを組む
    • 現金一括払いで購入する
    • 賃貸住宅を利用する(住宅ローンの場合)

    保証人への影響と対処法

    個人再生や自己破産を行うと、保証人に一括返済の請求が行われるため、保証人に多大な迷惑をかける可能性がありますが、任意整理なら保証人付きの借金を除外することで影響を回避できます。

    個人再生・自己破産では、主債務者の期限の利益が喪失し、保証人に一括返済義務が発生します。
    任意整理は整理する債務を選択できるため、保証人付きの借金を除外すれば保証人への影響を避けられます。

    保証人が返済できない場合、保証人も債務整理を検討する必要が生じます。
    保証人がいる場合は、事前に相談し、任意整理を選択することで影響を最小限に抑えることが重要です。

    保証人への影響を最小限にする方法
    • 任意整理で保証人付きの借金を除外する
    • 事前に保証人に相談し、理解を得る
    • 保証人も債務整理を検討する
      参考:民法第458条「連帯保証人の責任」

    借金減額の相談先|安全でおすすめの窓口はどこ?

    借金減額の相談先は、弁護士事務所、司法書士事務所、法テラスなどがあり、それぞれ対応可能な業務範囲や費用が異なります。

    債務額が140万円を超える場合は弁護士、140万円以下で費用を抑えたい場合は司法書士が適しています。

    借金減額の相談先の選び方
    • 弁護士と司法書士の違い・どちらに相談すべきか
    • 信頼できる法律事務所の選び方
    • 法テラスでの無料相談の流れ
    • 相談時に準備すべき書類と情報

    弁護士と司法書士の違い・どちらに相談すべきか

    弁護士はすべての債務整理手続きに制限なく対応可能です。
    しかし、司法書士(認定司法書士)は1社あたりの債務額が140万円以下の案件のみ代理となります。
    債務総額が大きい場合は弁護士に相談すべきです。

    弁護士は弁護士法により、すべての法律事務(債務額の制限なし、訴訟代理も可能)を取り扱えます。
    認定司法書士は司法書士法第3条第1項第7号により、簡裁訴訟代理等関係業務(債務額140万円以下)のみ代理できます。

    個人再生や自己破産では、司法書士は書類作成のみ対応し、裁判所への出頭は本人が行う必要があります。
    債務総額が大きい場合や、個人再生・自己破産を検討している場合は、弁護士に相談するのが確実です。

    ■弁護士と司法書士の違い

    項目 弁護士 司法書士(認定)
    任意整理(代理) 制限なし 1社あたり140万円以下のみ
    個人再生 代理可能 書類作成のみ(裁判所出頭は本人)
    自己破産 代理可能 書類作成のみ(裁判所出頭は本人)
    訴訟代理 制限なし 簡易裁判所のみ(140万円以下)
    費用 やや高め やや安め

    参考:弁護士法第3条、司法書士法第3条第1項第7号

    信頼できる法律事務所の選び方

    信頼できる法律事務所は以下4つの基準で選ぶべきです。

    1. 債務整理の実績が豊富
    2. 弁護士会・司法書士会に正式に登録されている
    3. 報酬体系が明確
    4. 初回相談で強引な契約を迫らない

    債務整理は専門性が高いため、実績豊富な事務所の方が適切な手続きを提案できます。
    弁護士会・司法書士会の登録情報は各会のホームページで確認可能。
    懲戒処分歴も見ることができるのでチェックしましょう。

    報酬体系が不明確な事務所は、後から追加費用を請求されるリスクがあります。
    初回相談で十分な説明なく契約を迫る事務所は、依頼者の利益よりも営利を優先しているかもしれません。

    不安に感じるところはないか確認しましょう。

    信頼できる法律事務所の選び方
    • 債務整理の実績が豊富(ホームページに実績件数が記載されている)
    • 弁護士会・司法書士会への登録番号が確認できる
    • 報酬体系が明確に提示されている
    • 初回相談で十分な説明があり、強引な契約を迫らない
    • 口コミや評判が良好(Googleレビューなど)

    法テラスでの無料相談の流れ

    法テラスでは、収入が一定基準以下であれば、同一案件につき3回まで無料で弁護士・司法書士に相談可能。その後の費用も立替えてもらえます。

    法テラスの資力基準を満たせば、1回30分程度の法律相談を3回まで無料で受けられます。
    相談の結果、正式に依頼する場合は民事法律扶助制度により費用を立て替えてもらえます。

    予約制のため、法テラスのコールセンター(0570-078374)または公式サイトから事前予約が必要です。法テラスは収入が少ない人でも安心して相談できる公的な窓口になっています。

    法テラスでの無料相談の流れ
    • 法テラスのコールセンター(0570-078374)または公式サイトから予約
    • 予約日時に法テラスの事務所へ訪問(または電話相談)
    • 弁護士・司法書士に借金の状況を相談(1回30分程度)
    • 必要に応じて2回目、3回目の相談を予約
    • 正式に依頼する場合は、民事法律扶助制度の申込み
      参考:法テラス公式サイト

    相談時に準備すべき書類と情報

    相談時により具体的なアドバイスを受けるためには、4つの書類を準備しておくのがおすすめです。

    1. 借入先一覧(債権者名・借入額・借入時期)
    2. 収入証明書類(給与明細・源泉徴収票)
    3. 契約書・請求書
    4. 預金通帳のコピー

    借入先の詳細情報により、どの債務整理手続きが最適か正確に判断できます。
    収入証明では、返済能力を踏まえた現実的な返済計画を立てられます。
    契約書や請求書があれば、過払い金の有無や利息の計算が可能です。

    すべての書類が揃っていなくても相談は可能ですが、揃っている方がスムーズです。

    できる限り準備しておくとより具体的なアドバイスが受けられます。

    相談時に準備すべき書類・情報
    • 借入先一覧(債権者名、借入額、借入時期、金利)
    • 収入証明書類(給与明細、源泉徴収票、確定申告書)
    • 契約書・請求書・明細書
    • 預金通帳のコピー
    • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

    借金減額の流れ|相談から解決までの5ステップ

    借金減額の手続きは、5つのステップで進みます。

    借金減額の5ステップ
    • ステップ1:無料相談で借金の状況確認
    • ステップ2:最適な手続きの選択
    • ステップ3:受任通知で取り立てストップ
    • ステップ4:債権者との交渉・手続き開始
    • ステップ5:返済開始または免責決定

    受任通知送付後は取り立てが止まるため、精神的な負担が大きく軽減されます。

    ステップ1:無料相談で借金の状況確認

    最初のステップは、無料相談を受け債務整理が必要かどうかを判断してもらうことです。

    専門家による客観的な判断により、本当に債務整理が必要か、どの手続きが最適かがわかります。
    相談は守秘義務により保護されるため、プライバシーが守られます。

    多くの事務所が初回相談無料としており、気軽に相談できる環境が整っています。
    まずは無料相談で、自分の状況を正直に話すことが重要です。

    ステップ2:最適な手続きの選択

    弁護士・司法書士が借金額、収入、財産状況を総合的に判断し、任意整理・個人再生・自己破産のうち最適な手続きを提案してくれます。

    借金額が少なく安定収入がある場合は任意整理、住宅を残したい場合は個人再生、返済不能な場合は自己破産が推奨されます。
    専門家が法的な観点から最も有利な手続きを選択してくれます。

    複数の手続きを組み合わせることも可能。
    たとえば保証人付きの借金は任意整理で除外し、他は個人再生といったようにもできます。

    専門家の提案を踏まえ、自分に最も合った手続きを選択しましょう。

    ステップ3:受任通知で取り立てストップ

    弁護士・司法書士に正式に依頼すると、即日で各債権者に受任通知が送付されます。
    その時点で督促や取り立ては法律上停止です。

    貸金業法第21条第1項第9号により、弁護士・司法書士が介入した後の債務者への直接の取り立ては禁止されています。
    受任通知送付後は、返済も一時的にストップするため、生活を立て直す時間が得られます。

    違反した貸金業者には行政処分や罰則が科されます。受任通知は、借金問題に悩む人にとって大きな救いです。

    受任通知の効果
    • 債権者からの督促・取り立てが即座に停止
    • 返済も一時的にストップ(その間に生活を立て直せる)
    • 精神的な負担が大幅に軽減される
      参考:貸金業法第21条第1項第9号「取立て行為の規制」

    ステップ4:債権者との交渉・手続き開始

    任意整理の場合は債権者と和解交渉を行い、正式な手続きを開始します。
    個人再生・自己破産の場合は裁判所に申立書類を提出して開始です。

    任意整理は通常2~3ヶ月で和解が成立し、将来利息カットと分割払いの合意が得られます。
    個人再生は申立から再生計画認可まで6~12ヶ月、自己破産は同時廃止で3~6ヶ月、管財事件で6~12ヶ月かかります。

    手続き中は専門家がすべて代行してくれるため、依頼者の負担は少ないです。手続き中は専門家に任せて、指示に従うことが大切です。

    ステップ5:返済開始または免責決定

    任意整理・個人再生の場合は和解・認可後に計画通りの返済を開始します。
    自己破産の場合は免責許可決定により借金の返済義務が免除されます。

    任意整理は和解成立後、原則3~5年(36~60回払い)で元本を完済。
    個人再生は再生計画認可後、原則3年(最長5年)で減額された借金を完済します。

    自己破産は免責許可決定の確定により、すべての借金の返済義務が法的に消滅します。計画通りに返済を続けることで、確実に借金を完済できます。

    返済計画の例(任意整理の場合)
    • 借金総額:300万円を5年(60回払い)で返済
    • 月々の返済額:5万円
    • 返済期間:5年(60ヶ月
    • 利息:なし(将来利息カット)

    借金減額にかかる費用と相場を徹底比較

    債務整理の費用は、手続きの種類により大きく異なります。
    任意整理は1社あたり3~5万円、個人再生は50~70万円、自己破産は30~50万円が相場です。

    法テラスの利用や分割払いで費用負担を軽減できます。

    借金減額の費用相場
    • 任意整理の費用相場
    • 個人再生の費用相場
    • 自己破産の費用相場
    • 費用を抑える方法と法テラスの活用

    任意整理の費用相場

    任意整理の費用は、着手金と基本報酬を合わせて1社あたり3~5万円が相場です。
    債権者の数が多いほど総額が高くなります。

    着手金は1社あたり2~3万円、減額報酬は減額分の10%程度が一般的です。
    過払い金が発生した場合は、回収額の20~25%の成功報酬が追加されます。

    弁護士・司法書士事務所により料金体系が異なるため、複数の事務所で見積もりを取るのがおすすめです。

    任意整理の費用例(3社の場合)
    • 着手金:2万円×3社=6万円
    • 基本報酬:2万円×3社=6万円
    • 合計:12万円
      ※過払い金が発生した場合は別途成功報酬が加算されます。

    個人再生の費用相場

    個人再生の費用は、弁護士・司法書士報酬が40~60万円、裁判所費用(予納金・申立手数料)が20~25万円で、合計50~80万円が相場です。

    弁護士報酬は着手金30~40万円、基本報酬10~20万円が一般的。
    裁判所への予納金(官報公告費用・個人再生委員報酬)は15~25万円です。

    住宅ローン特則を利用する場合は、追加で5~10万円の報酬が必要になることが多いです。

    個人再生は費用が高額ですが、借金を大幅に減額できるため、長期的には負担が軽減されます。

    個人再生の費用内訳
    • 着手金:30~40万円
    • 専門家報酬(着手金・報酬金):10~20万円
    • 裁判所予納金:15~25万円
    • 合計:55~85万円
      ※住宅ローン特則を利用する場合は追加で5~10万円

    自己破産の費用相場

    自己破産の費用は、財産の有無により大きく異なります。
    同時廃止事件の場合は20~35万円程度、少額管財の場合は50~60万円程度、管財事件の場合は50~100万円が相場です。

    同時廃止事件(財産がない場合)は、弁護士報酬20~30万円、裁判所費用1~3万円が一般的。
    少額管財(弁護士を代理人に立てた場合)は弁護士報酬30~40万円と予納金約20万円で合計50~60万円程度。
    管財事件(財産が多い場合)は弁護士報酬30~50万円に加え、破産管財人報酬20~50万円が必要となり、合計50~100万円程度になります。

    財産がない場合は同時廃止事件となり、費用を抑えられます。

    ■自己破産の費用比較

    手続き 弁護士報酬 裁判所費用 合計
    同時廃止事件 20~30万円 1~3万円 21~33万円
    少額管財 30~40万円 20万円 50~60万円
    管財事件 30~50万円 20~50万円 50~100万円

    参考:日本弁護士連合会「市民のための弁護士報酬の目安」

    費用を抑える方法と法テラスの活用

    収入が一定基準以下の場合は法テラス(日本司法支援センター)を活用しましょう。

    法テラスの民事法律扶助制度を利用すると弁護士・司法書士費用の立て替えが可能です。
    月額5,000~10,000円の分割払いで返済できます。

    法テラスの資力基準(単身者:月収18万2,000円以下、2人家族:24万8,000円以下など)を満たせば利用可能。
    弁護士・司法書士報酬が通常より安く設定されており、任意整理なら1社2万円程度、自己破産なら13~17万円程度です。
    生活保護受給者は償還(返済)が免除されます。

    法テラスを利用すれば、費用負担を大幅に軽減できます。

    法テラスの資力基準(2025年現在)
    • 単身者:月収18万2,000円以下、資産180万円以下
    • 2人家族:月収24万8,000円以下、資産250万円以下
    • 3人家族:月収27万1,000円以下、資産270万円以下
    • 4人家族:月収29万9,000円以下、資産300万円以下
      参考:法テラス公式サイト

    借金減額診断はなぜ無料?仕組みと注意点

    借金減額診断は、簡単な質問に答えるだけで借金がどの程度減額できるか目安を知れるツールです。

    正規の弁護士・司法書士事務所が運営するものと、集客目的の怪しいものが混在しています。
    無料の理由と安全な診断サービスの見分け方を理解することが重要です。

    借金減額診断
    • 借金減額診断の仕組みと無料の理由
    • 怪しい借金減額診断・広告の見分け方
    • 安全な借金減額診断サービスの選び方

    借金減額診断の仕組みと無料の理由

    借金減額診断は借金額や収入などの情報を入力することで、どの債務整理手続きが適しているか無料で診断できるツールです。
    弁護士・司法書士事務所が正式な相談につなげるための集客手段として提供しています。

    借金減額診断は、見込み客を獲得するためのマーケティングツール。
    診断後に正式な相談・契約に至れば報酬が得られるため、診断自体は無料で提供できます。

    日本弁護士連合会・日本司法書士会連合会の規定に基づき、初回相談を無料で行う事務所が増えています。無料診断は集客手段であり、正式に依頼する場合は別途費用がかかります。

    借金減額診断の流れ
    • 借金額、借入先数、収入などの情報を入力
    • 診断結果が表示される(どの債務整理が適しているか)
    • 希望者に弁護士・司法書士から連絡がある
    • 正式な相談・契約へ進む

    怪しい借金減額診断・広告の見分け方

    弁護士・司法書士の氏名や事務所所在地が明記されているサービスを選びましょう。
    「確実に減額できる」「誰でも減額可能」などの断定表現を使う広告や、運営者情報が不明確な診断サイトは避けるべきです。

    過度な断定表現(「必ず減額」「100%成功」など)は誇大広告にあたります。
    日本弁護士連合会・日本司法書士会連合会の広告規定違反。

    運営者が明記されていない、または紹介業者が運営している診断サイトは、個人情報の悪用リスクがあります。
    正規の弁護士・司法書士事務所は、弁護士会・司法書士会への登録番号や事務所情報を明示しています。

    必ず詳細をチェックして怪しいところがないか確認しましょう。

    怪しい借金減額診断・広告の特徴
    • 「確実に減額できる」「100%成功」などの断定表現
    • 弁護士・司法書士の氏名や所属が明記されていない
    • 運営者情報が不明確(紹介業者が運営)
    • プライバシーポリシーが明示されていない
    • 過度に低い費用を提示している

    安全な借金減額診断サービスの選び方

    安全な借金減額診断サービスは以下3つのポイントで見分けることができます。

    1. 弁護士・司法書士の氏名と所属が明記されている
    2. プライバシーポリシーが明示されている
    3. 過度な断定表現がない

    正規の法律事務所・司法書士事務所は、弁護士法・司法書士法により氏名・所属会・登録番号の明示が義務付けられています。
    個人情報保護法に基づき、個人情報の取り扱い方針(プライバシーポリシー)の明示が必要です。

    安全なサービスを選ぶことで、個人情報の悪用リスクを避け、適切な債務整理の相談ができます。

    安全な借金減額診断サービスのチェックポイント
    • 弁護士・司法書士の氏名、所属会、登録番号が明記されている
    • 事務所の所在地、電話番号が明記されている
    • プライバシーポリシーが明示されている
    • 「減額できる可能性がある」など、適切な表現を使用している
    • 料金体系が明確に提示されている

    借金減額に関するよくある質問(FAQ)

    当サイトの管理者
    牧江重徳

    社会保険労務士法人 牧江&パートナーズ
    会長 牧江 重徳(まきえ しげのり)

    【資格】
    特定社会保険労務士
    行政書士
    社会福祉士・介護福祉士・ケアマネージャー

    関西大学卒業後、約10年間の会社勤務を経て、昭和52年8月、社会保険労務士として独立しました。
    同年10月には行政書士事務所を併設。平成31年には事務所を法人化しました。

    「常にお客様と共にあり」をモットーとして、多くのお客様からご愛顧を賜り、創業50周年を迎えます。
    現在、職員60人を擁する西日本有数の社会保険労務士法人に成長しました。